マリーゴールドがかかる病害虫
マリーゴールドがかかる病気や害虫にはハダニやアブラムシ、ハスモンヨトウやナメクジ、ハモグリバエやうどんこ病などがあります。
ハダニは気温の高い時期に発生しやすく、マリーゴールドの害虫被害では最もポピュラーなものです。駆除法としてはバロックフロアブルやアーリーセーフ、粘着くん液剤などの殺虫剤を使用します。
アブラムシが発生した場合にはベニカグリーンVスプレーやGFオルトラン水和剤を直接散布して退治します。また花や葉が不規則に食われ、周囲に白い粘液質の這い跡を見つけることができたら、ナメクジを疑います。ナメクジはその通り道にナメトックスを散布することで撃退できます。
葉に不規則な線ができているのを発見したら、ハモグリバエの被害が疑われます。この場合はマラソン乳剤を規定通りの倍率で希釈して散布するようにします。
マリーゴールドは極まれにうどんこ病の被害にあうことがあります。つぼみや茎葉が白いうどん粉のようなカビで覆われていたらこの病気が疑われます。その時はベニカXスプレーやベニカグリーンVスプレー、兼商モレスタン水和剤などの殺菌剤を散布して、被害が広がるのを食い止めます。またこれらの薬剤はうどんこ病の予防としての効果もあります。