マリーゴールドの育て方・栽培方法

マリーゴールドの栽培方法

 

マリーゴールの栽培方法は2つあり、一つは種を蒔いて育てるものと、もう一つはさし芽をするものです。

 

種の場合には種苗を販売する店舗や会社のカタログなどにも色々な種類が紹介され、比較的簡単に入手できます。種そのものは大き目で蒔きやすく、発芽率も高く発芽日数の短いので、かなり扱いやすいようです。

 

種蒔きの時期は4月~5月にかけて、発芽適温は15℃~20℃になります。そして本葉が10枚程度の苗に成長した段階で、頂点から1~2節のあたりで芽先を切り落とし、そうすることで脇から芽が出てボリューム感のある姿になります。

 

フレンチ系の場合は関西地方ですと標準の時期(4月~5月)に種蒔きをすると、初夏から梅雨の頃に開花し、夏にいったん休んでから初秋以降に再び花を咲かせます。また梅雨の時期(7月中旬)に種蒔きをすると夏に苗が育ち、秋には花を咲かせます。ただし、この時期の気温は発芽適温より高いので、発芽不良を起こすケースもあるので注意が必要です。

 

マリーゴールドは花のまだ咲いていない茎を切って、そのまま土に挿しておいても簡単に根付きますので、種蒔きのシーズンを逃してしまった、または群植して隙間ができてしまったり、苗が足りなくなったりした時にはこの方法で苗を作ることができます。