マリーゴールドの育て方・栽培方法

マリーゴールドはどんな植物?

 

マリーゴールドはメキシコ原産の1年草で栽培が容易なため、園芸初心者にもお勧めできる品種です。

 

日本においては草丈が50cm~100cmになるアフリカン系の万寿菊(まんじゅぎく)や草丈が30cm~50cmになるフレンチ系の孔雀草(くじゃくそう)とも呼ばれます。

 

また、草丈が低く花も小さめのメキシカン・マリーゴールドは細い葉がマット状にこんもりと茂り、多くの花を咲かせます。7月から10月にかけてオレンジ色や赤褐色、黄色や黄白色の花を咲かせます。

 

マリーゴールドはボリューム感があり、マッス植えや花壇などの縁取り、コンテナ植えといった広い場所や小さなスペースに至るまで、華やかさを演出するのに適していて、組み合わせによっては様々なバリエーションを楽しめます。

 

またマリーゴールドは独特の匂いを持ち、ネグサレセンチュウなど他の植物の害虫の防除に役立たせる目的で、コンパニオンプランツとして利用されることが多いようです。

 

そしてさらにマリーゴールドには「ポットマリーゴールド」と呼ばれるヨーロッパ南部が原産の種類があり、こちらはハーブにも使われます。単にマリーゴールドと言う場合には観賞用の孔雀草や万寿菊のことを指すようです。